細い管状のもの。様々な材質があり柔らかいものでは人工血管などに用いられたりする。わきが治療においては金属のカニューレで脇に差込み、吸引し汗腺を吸い取ったり、カニューレにカミソリ状のものがついていて吸引＋切り取りを行うタイプがある。名称は器具や特許によりクリニックごとで異なることが多い。後述のクワドラカットもこの治療タイプに属し、外科式の治療では傷跡の小さい治療法。
わきがの治療法の一つ。脇に数ミリの切開をし、細い管（カニューレなど）をいれアポクリン腺を吸いとるとされるが全てのアポクリン腺を取り除くことは難しく効果は限定的とされる。保険適応される場合もあるが多くは自由診療であるケースが多い。他の治療法と併用されるケースも見受けられる。
自由診療によるわきが治療法の一つ。シェーバー法やTPSシェーバー、マイクロシェーバー、ハイブリットシェーバーなど微妙に名称が異なったり略されたする傾向が多々見られる。5mm前後の切開をし、細い管を挿入して先端のカミソリで汗腺を切り取るのであればほぼ同一の治療とみなせるが吸引法も外見は似ているので注意。せん除法よりも切開範囲が狭いためダウンタイムなどは短縮されるが汗腺を目視することがないので医師スキルの重要性は高まるものと思われる。
医療施設の診療分野の一つ。わきが（腋臭症）治療は形成外科による担当のことが多い。体表面の形成治療を主に行う診療科で骨･神経･筋肉などより深部に関わってくるものは整形外科の担当になる傾向。整形外科･皮膚科でもわきが治療に対応している場合がある。
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